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十五夜お月見の由来は「最も美しく見える季節に月を鑑賞する」という意味や、「神様への豊作祈願や収穫の感謝を表す」という意味合いもあるそう。十五夜の月を眺めながら田畑の収穫を終え、収穫したもち米でお団子を昔の方々は作っていたのかなと考えつつ、現代の私は白玉団子を茹でる。ふとYou are what you eatということわざを思い出した。食べる食事に人間性が表れており食べたもので、その人自身が構成されているという意味との事。四季豊かな日本の食を季節の行事と一緒に楽しんでいこう。

和歌山 はぜの木

上品で濃厚な甘味の後に、ジャスミンティーや中国緑茶を思わせる爽やかな香りに、ほのかな渋みと清涼感のある余韻が広がります。樹木の香りが中国茶や紅茶等のホットティーによく合います。

おすすめのマリアージュフルーツやヨーグルトに合わせると、個性的な香りと清涼感が心地よく際立ちます。

イタリア ユーカリ EUCALIPTO

りんごジャムのような濃厚で落ち着いた甘み。後味にハーブを思わせる香りと清涼感。のど飴の成分にも使われることがあるユーカリ。スプーンですくってそのまま食べたり、生姜を漬けてお湯割りにしても。

おすすめのマリアージュトースト、クリームチーズに。


はちみつお月見団子

十五夜とは、旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事で、中秋の名月、十五夜と言われます。お供えするお団子の数は15個。下段8個、中段4個、上段2個、最上段1個の4段重ねでお供えします。お団子はお供えした後に、いただきましょう!素朴でやさしいはちみつお月見団子は、お子様のおやつにもおすすめです。簡単なので、気軽に作ってみてください。

<材料> 15ケ分
白玉粉:100g 絹ごし豆腐:120g はちみつ:小さじ1
●みたらし餡 醤油:大さじ2 はちみつ:70g 水:80ml 片栗粉:大さじ1
●黒ごま餡 黒すりごま:50g はちみつ:50g 塩:ひとつまみ 水:大さじ1

<作り方>
  1. ボウルに白玉粉、絹ごし豆腐、はちみつを入れ、耳たぶ程度のかたさになるようによくこねる。かたい場合は、すこしずつ豆腐か水を加えて調整する。
  2. 1を15等分して丸め、沸騰したお湯で茹でる。浮かんできたら、そのまま2分程茹で、冷水に取る。
  3. 2を皿に盛り、お好みでみたらし餡、黒すりごま餡をかける。



白玉粉で作るお団子は、お水ではなくお豆腐で練ることでやわらかさが長持ち。 隠し味程度にほんの少し加えたはちみつで、しっとり感も出てやさしい味わい。 みたらし餡は、お鍋でちょっと加熱して片栗粉でとろみを付けると美味。 より簡単に作るなら、はちみつとお醤油を合わせて、お水を少量加えるだけでもOKです。 黒ごまは、市販のすりごまを使えば、混ぜあわせるだけであっという間に出来上がり。

<季節の行事> ハロウィン

<旬な食材> 銀杏・かぶ・栗・秋刀魚・ごま